診療内容

初診当日

  1. 初診時は、今困っていること、今までの治療の経過、現在の全身状況、治療への希望を問診します。
  2. 問診の結果をもとにレントゲン撮影、口腔内の写真撮影、歯周病の検査等を進めていきます。
  3. 検査結果をもとに、いまの口腔内に何が起こっているかを説明いたします。
  4. 初診当日は、治療を行いません。
    (ただし、必要に応じて痛みや腫れ等に対する緊急処置や応急処置は行います。)

2回目

  1. 初診時に検査した結果をもとに、口腔内の問題点を説明し、実際の治療方法の説明を行います。
    複数の治療法がある場合は、それぞれのメリット・デメリットを説明したうえで治療法の選択をお手伝いいたします。
  2. 治療内容についての不安を解消してから治療にうつります。
    治療に移行してからでも治療内容にわからない点がでてきましたらお気軽にお尋ねください。

むし歯の穴に原因菌を殺す薬(三種の抗菌剤)を詰めて蓋をします。次回の来院までの間にむし歯菌は殺菌され、歯の中は無菌状態になります。

あとは蓋をよりはずれにくいものに取り替えて治療は終了です。

【抗菌剤を使用したむし歯治療法のメリット】

  • 治療時に痛みが少ないこと
  • 歯の神経を保護できること
  • 歯を削る量が少なくて済むこと
    ※薬を入れる穴があまりに小さい場合、若干歯を削って穴を広げることがあります
歯科治療でこのようなお悩みのかたにお勧めです
  • 治療に恐怖感や強い緊張感を持っている
  • 嘔吐反射がある
  • 血圧が上がりやすい、不整脈をお持ちのかた
  • 治療を極端に怖がるお子さま

笑気麻酔は保険適用となりますので、1,000円程度の自己負担金(自己負担3割の場合)で受けていただくことができます。

お帰りの前に15分ほど院内で安静にしていただき、不調などがなければそのまま帰宅していただけますが、お車の運転をされる場合は少し長めに経過を見ます。

むし歯が進行し歯の神経まで達してしまうと、歯の神経が入っている管を綺麗に清掃・消毒して被せ物をする治療を行います。

歯の根は非常に細かく複雑な形状をしているため、暗く狭いお口のなかでも、しっかりと肉眼で確認し治療ができるマイクロスコープを活用し再治療にならないよう成功率を高めています。

治療はもちろん日頃のケアについても
サポートいたします

足腰に不安があったり通院が困難になった患者さまにも、歯科医院と同じように治療を受けていただきたい思いから、訪問歯科診療を行っております。

お口の中を清潔に保つことは誤嚥性肺炎の予防につながる他、全身疾患の予防にもなります。

お口の状態に合わせて、ご本人とご家族、介助者さまにも適切なケア方法をお伝えしております。

口腔内の金属が全身に影響を及ぼす可能性も

特定の金属に触れることで体に不快な症状を起こし
現在、日本人女性の20人に1人は金属アレルギーがあると言われています。

以前治療した銀歯や入れ歯の金属部分が原因でアレルギーを起こすこともあります。

お口の中に原因があっても、症状は顔や全身にも現れるため原因を見つけることは困難です。

下記のような症状がある方はご相談ください。

  • 繰り返す口内炎
  • 口唇炎
  • 口角炎
  • 味覚異常
  • 湿疹
  • アトピー性皮膚炎に似た症状

また皮膚科から紹介状をご持参の患者さまにも対応しております。

銀歯を金属を使わない歯に変えたり、バネ部分がプラスチックでできた入れ歯に変えることで症状が軽減する可能性があります。

アレルギーの種類

花粉、ダニ、猫、食物など、数多くのアレルギー源がありますが、金属が原因となるアレルギーを金属アレルギーといいます。
歯科治療で使用する金属の中でアレルギーを発症させやすいものは、「水銀」「ニッケル」「コバルト」「クローム」「パラジウム」などの唾液に溶け出しやすい金属です。
手のひらと足の裏を中心に水疱状の湿疹ができたり、口から遠い部位に異変が起きたときほど、歯科金属アレルギーだということが見落とされることが多くあります。

かんたんなパッチテストでアレルギー検査

金属アレルギーの有無は、パッチテストで判定することができます。
17種類の金属と比較用に生理食塩水を背中にばんそうこうで貼り、どの金属に反応しやすい体質なのか調べます。
反応の出なかった金属のみを使って歯科治療を行うことで、金属アレルギーのリスクが格段に下がります。

インプラントとは?

歯を失ったところに人工歯根を埋め込み、被せ物の歯を装着することで審美性と機能性を回復する治療です。

入れ歯やブリッジのように、残っている健康な歯に負担をかけることもありませんので、ご自身の歯も長持ちします。

また、骨量が足りなくインプラントを諦めていた方も「骨造成」を行うことで、必要な骨の高さや厚みを得ることができます。

ご相談・お見積もりは無料ですので、お気軽にご連絡ください。

インプラント治療の特徴

  • しっかりと人工歯根と骨が結合するので、グラつかず良く噛めるので入れ歯のような違和感がありません。
  • 口元を隠すことなく、自信を持って笑うことができます。
  • 食物をおいしく味わえる
  • 装着した被せ物と歯ぐきの隙間は歯周病に弱いので、正しいハミガキと定期的なメンテナンスが必要になります。
  • 外科手術が伴うため、全身疾患のある方はインプラントができない場合があります。
  • 人工歯根と骨の結合に時間がかかるため、入れ歯などと比べ治療期間が長くなります。
  • 健康保険が適用にならないため、全額自己負担になります。

とよしま歯科医院のインプラント治療

当院では、日本歯科大学 新潟病院の口腔インプラント科、廣安口腔外科教授が執刀します。
骨量不足でインプラントが難しいと言われた症例にも、ほとんどの場合対応できるためご安心ください。

また、難症例の場合は、日本歯科大新潟病院にて手術後、その後の処置をとよしま歯科医院で行います。

◆ インプラント保証制度

被せ物の歯をセット後、指定のメンテナンスを継続して受けていただいた方には保証制度が適用されます。

  • 5年未満のトラブル:無料でケアします。

天然歯と見分けがつきにくい、セラミック治療

天然歯と近い色合いを再現できるセラミック(陶材)は、審美性と耐久性に優れたお口の中で馴染みの良い素材です。

金属のように温度で収縮することがありませんので、ご自身の歯との接着が良く、むし歯再発のリスクも低減することができます。

あるものの、口元から銀歯が見えてしまう場合の審美面は考慮されていません。
また銀歯の金属が溶け出し、金属アレルギーを起こし体に不調をもたらすこともあります。

金属アレルギー治療も行っている当院では、パッチテストによる金属アレルギーの検査を行っており、反応が出た金属を避けて素材を選択して詰め物や被せ物の治療を行うことができます。

取り扱い素材

外から見える部分にセラミックを使用し、中身のフレームが金属でできた強度のある被せ物です。
セラミックは経年の装着でも変色することがありませんが、強い衝撃や噛み合わせで破折する可能性があります。
中のフレームに金合金、またはジルコニアを選択することで歯ぐきの黒ずみやアレルギーの可能性が低くなります。

金属バネがない、目立ちにくい部分入れ歯

一般的な入れ歯はクラスプ(留め具)を隣の歯に引っかける方法で固定されますが、金属バネをなくした新しいタイプの部分入れ歯を取り扱っています。

バネの代わりに、歯ぐきの色に似た樹脂を使って外れないようにしているので、入れ歯と気づかれにくいことが特徴です。

保険で作る入れ歯よりフィット感も良いので、初めて入れ歯を装着される方でも違和感を感じにくい素材です。
柔軟性がある素材のため、経年使用で入れ歯がゆるく感じることもあります。

また、修理が難しいためお口の健康同様に入れ歯も定期的にメンテナンスを行うことが大切です。

ホームホワイトニング

当院でのホワイトニングは、まず患者さまがどれくらい歯を白くしたいか、処置にかかる期間や方法など最適な方法をご相談することから始まります。

きちんとご納得された上でホワイトニングに入れるよう、徹底したカウンセリングを行っております。

ホワイトニングは患者さまご自身で行っていただきます。
まず院内で患者さまのお口の型を取り、歯科医師が患者さま専用のトレーを作成します。
ご自宅でトレーの中にホワイトニング剤を流し込み、お口に装着していただきます。
ご自身のペースで、ゆっくり優しく歯を白くしていくことができます。

ホワイトニングは永久的なものではなく、経年とともに色の後戻りが生じます。
また、変色の度合い、先天的または歯の内部に原因があるなどの理由で施術ができないこともありますので、まずは医院までご相談ください。