歯周病

毎日のケアと定期的なクリーニングで、
歯周病から歯を守りましょう

歯周病は歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットの中に細菌が入り込み、周囲の組織に炎症を起こす病気です。
初期の段階では自覚症状があまりないのですが、進行すると歯を支える骨がなくなり歯が抜けてしまう原因になります。

下記の症状のある方はお早めの受診をお勧めします。

おもな歯周病の症状
  • 歯ブラシのときに出血する
  • 膿みが出てくる
  • 口臭が気になる
  • 歯が長くなった気がする

初期段階の歯周病に目立つ症状はありません。
そのため早期の治療と毎日の適切なケアで予防・改善が可能です。
患者さまに合ったブラシの選び方や動かし方等のアドバイスや歯のクリーニングを通して当院がサポートいたします。

当医院での歯周病検査

下記の検査を実施しております

  • 歯周ポケット検査
  • 唾液検査
  • レントゲン検査

またPCR検査や位相差顕微鏡を使用した検査も行っております。
悪さをする菌がどのくらいいるのか、菌の活発性などを調べることができます。
なかなか改善しない歯周病の場合は、原因菌に効果のあるお薬や歯磨き剤を使用した治療法もあります。

レーザーによる歯周病治療を行っています

当院では歯周ポケットの奥深くにあるプラークや歯石に対して、外科的な治療より患者さまへのご負担が少ない『エルビウムヤグレーザー』を使用した治療を行っております。

レーザーには殺菌作用があるため、歯周病の軽度症状でもある炎症や痛み、さらには予防にも効果があります。

◆ 外科的治療

局部麻酔をしたのち、歯に沿って切開して歯肉を切り開き、歯根を露出させた状態にしてプラークと歯石を除去し、歯肉を元に戻して縫合します。
外科的治療は病巣がよく見え徹底的に清掃できますが、治療後に歯肉が下がって歯が長くなったように見えてしまうことがあります。

◆ レーザーを使用した歯周病治療

歯と歯ぐきの間にレーザー光を集中的にあてることで、歯周病菌を殺菌し炎症を沈め、歯ぐきの腫れや出血を抑えることができます。
さらに、歯ぐきにたまった膿が自然に出て出血や痛みを抑え、治りを早くします。
歯の根に沈着した歯周病菌の毒素も無毒化することができ、抗菌薬と違って耐性菌ができてしまう心配もありません。
また、歯石を取るときの振動や削る音がないため患者さまの不快感も軽減されます。