とよしま歯科医院

 

 

薬で治す歯周病 例 1

 

歯周病:予防とメンテナンスの重要性

細菌の顕微鏡写真から考える

 

歯周病:初診時

初診時

歯がグラグラする、口が臭う、入れ歯が合わない・かめない と言うことで来院されました。

このような場合豊島歯科医院では、まず、細菌検査を行います。

あまりに身近であるため意識されませんが、歯の治療は手術です。

「痛い」といった緊急の場合は別として、除菌しないでいきなり歯科治療するというのは皮膚を消毒しないで手術をするようなものかもしれません。  


 

顕微鏡による細菌検査

顕微鏡による細菌検査

口の中の汚れを顕微鏡で観察した所です。

菌が無い人などいる筈はありません。

問題は生息する菌の種類とその数です。

 

画面右下から左上にかけて見られる、ヘビの様にのたうつ無数の菌が問題です。実際には激しくうごめいています。

 

歯周病の方からほぼ100%検出される菌です。

人の免疫抵抗を抑制する菌です。

トレポネーマ・デンティコラと言います。スピロヘータの一種です。

いくら一生懸命みがいてもなかなか治らない方は、この菌の存在が疑われます。

まず除菌することからはじめました。

 

 

歯周病:2度目の来院 (1週間後)

初診時

初診時

2度目の来院時(1週間後)

2度目の来院時(1週間後)

 

上は初診時の写真です。

下は2度目の来院時です。

 

歯と歯の間の歯ぐきの腫れが少なくなって、ひきしまってきているのがお分かりいただけるでしょうか。

特に難しい指示は出しておりません。

1日3回の食事の後と寝る前に歯みがきしてください、としか申しておりません。

 

除菌するだけでこれだけの効果が出ます。

菌が少なくなったので、安心して治療が行えます。

 

 

なぜ、予防・メンテナンスが必要か

これでこの方は除菌されました。

しかし、再び感染します。

なぜなら一緒に生活している家族も同じ菌がいるはずだからです。

一緒に生活していると食事・食器を介してつばが移ります。その時、菌も一緒に移るのです。

 

また、複数の異性との交渉・活発な性行動においても強く感染します。

 

「悪くなったら治療すればいい」と言う方もおりますが、最初の状態に戻るわけではないので長期的にはかなり悪い状態になります。

だから、予防・メンテナンスが大切なのです。

再感染していないか調べ、感染していれば早めに何らかの手を打ち、悪くならないようにし、進行を遅らせる、これが大切なのです。豊島歯科医院では3ヶ月に1度のメンテナンスを行っております。

 

歯周病のメンテナンスは健康保険が適用されます。

顕微鏡検査には保険適用はありませんが、豊島歯科医院では顕微鏡の検査は無料で行っております。